留学前の海外転出届&転入届。
こんにちは、今回は海外転出届について。
(市によって必要な書類や規則が多少異なるようですので詳細は自分の住む市の市役所までお問い合わせください。)
留学前はやることいっぱい。
1つずつ潰していきます。
海外転出届について
海外転出届とは
長期間海外に滞在する人は届け出が必要です。ただし、長期間という定義が各市によって異なるようで、1年以上の海外渡航と定義してある市もあれば特に期間を指定していない市もあります。私の場合は後者で渡航日は聞かれましたが、帰国予定日は聞かれませんでした。
海外転出届けを出すとどうなる?
①住民登録がなくなる
その市の住人ではなくなります。なので、海外転出届出中は住民票の発行ができません。その代わり、住民税の支払い義務がなくなります。ただし、住民税の支払い義務は毎年の1月1日に日本国内に居住しているかどうかできまり、1月1日に日本にいる場合はその年の6月~翌年の5月までは支払い義務が生じます。一年分一括支払いの場合もありますが大抵のサラリーウーマンやサラリーマンは12か月で割った額が月々のお給料から引かれていると思います。つまり、12月31日までに住民登録を抹消すれば翌年の6月以降の住民税は払わなくてよいですが、区切りが6月なので、12月に届け出ても5月まで分割で払うはずだった住民税は支払わなければなりません。住民税は前年度の年収によって決まっているのでゴリゴリ働いていた私はがっつり取られるということです。辛い。
②国民年金の支払い義務がなくなる
国民年金への加入が任意になります。任意なので続けることもできます。国民年金は未納期間があると年金が減額されてしまいます。老後のことを考えれば支払っといておいたほうが良いかな思います。とはいえ国民年金は年間20万円程度かかります。留学って底なしかってくらいお金かかりますよね。私も今湯水のごとくお金が無くなっていきます。ただ、国民年金は2年間はさかのぼって支払いできるようです。ということで今すぐに払えないのであれば帰ってきて再就職し落ち着いてから未納分を支払うということができます。自分の経済力と相談して決めるのが良いかと思います。
私が65歳になる28年後に果たして支給してもらえるのかは大いに疑問ですが・・・
③国民健康保険に入れなくなる
海外転出届けを出すと国民健康保険に加入できません。保険料は払わなくてよくなりますが、保険がないということは医療費は高額になります。一切日本に帰ってくる予定がない方は良いですが、定期的に帰ってきて治療があるという人は保険が効かなかった時の治療費と天秤にかけて検討したほうが良いと思います。
手続き場所
自分の住む市の市役所。
手続き時期
出国予定日の14日前から手続きできます。
手続きに必要なもの
本人が確認できる身分証
国民健康保険証(サラリーウーマンは社会保険なのでありません。)
帰国したら(転入届)
転出届を出した人は転入届を提出します。提出しないと国民健康保険に入れませんし、住民票が発行できません。
手続き場所
自分の住む市の市役所。
手続き時期
帰国日から14日以内に提出する必要があります。
手続きに必要なもの
届出人の印鑑
本人確認のできる身分証明書
戸籍謄本(本籍と居住地が異なる場合のみ)
戸籍の附表(本籍と居住地が異なる場合のみ)
以上!海外転出届&転入届についてでした。
転出届は市役所に行って10分くらいで手続き完了しました。
思ったよりあっさり。嬉しい。